ピスタチオの街、シチリアを訪問した話

ピスタチオの街、シチリアを訪問した話

ピスタチオの街、シチリア・ブロンテへ

MAX PISTACHIOの商品に使っているピスタチオは、イタリア・シチリアからの直輸入。
現地の空気を吸い、土に触れ、人と話す──その経験を通して、確かな確信を得たからこそ、直輸入を始める決断ができました。

ピスタチオ祭りを訪ねて

去年と一昨年、10月にピスタチオの産地として知られるシチリアを訪れました。

この時期に行ったのは「ピスタチオ祭り」が開催されるから🎉

祭りの舞台は、エトナ山の麓に位置するブロンテ市。まさに“ピスタチオの街”と呼ぶにふさわしい場所です。

この「ピスタチオ祭り(Sagra del Pistacchio)」は、毎年10月に開催される収穫祭のようなお祭りで、街のメインストリート約1kmにわたって何十もの露店が並びます。しかも...そのすべてが、ピスタチオグルメ販売専門店😳🌰

ピスタチオ愛あふれる人たちとの出会い

ピスタチオ祭りの期間中、現地で出会ったのは生産者や職人、そして本気でピスタチオと向き合っている人たちばかり。

ブロンテ市の副市長にもお会いする機会をいただき、日本でピスタチオの魅力を伝えていることに強く関心を示してくださいました。

「もっと多くの人にシチリアのピスタチオを知ってほしい」と語るその言葉からは、この土地で育つピスタチオへの誇りと愛情がひしひしと伝わってきました。

産地の方々と直接つながり、言葉を交わすこと。それは単なる“視察”ではなく、素材への理解と敬意を深める、大切な時間になりました。

全部の屋台が、ぜんぶピスタチオ!

ピスタチオ好きとしては、ずっと行ってみたいと思っていたピスタチオ祭り。

実際に訪れてみたら...想像以上!
まさに夢のような空間でした。

スイーツ、ピスタチオのジェラート、クレープ、カンノーリなどの定番はもちろん、なんとピスタチオコーヒーなる地元限定ドリンクまで登場

さらには、アランチーニ(ライスコロッケ)やサルシッチャ(ソーセージ)などの食事系までピスタチオ入り。

「さすが産地......ここまで入れるのか」と驚かされるばかり。

正直、日本だとピスタチオが高すぎて、こんなに惜しみなく使うのはなかなか勇気がいります😂

でもこの街では、ピスタチオが“当たり前の素材”として愛され、ふつうに、たっぷりと使われている。その風景がもう、うらやましすぎて...。うらやましい...。

エトナ山とピスタチオの畑

ブロンテでは、実際に農園や加工工場も見学させてもらいました。

エトナ山の火山性の土壌で育つピスタチオの木は、白く硬い枝を広げ、ゴツゴツとした斜面に根を張ります。
険しい地形のため、機械は使えず、収穫はすべて人の手作業。だからこそ、ひと粒ずつがとても貴重なんです。

しかも、ピスタチオの収穫は2年に一度。そのぶん実がたっぷり詰まっています。るのですが、近年では気候の影響で収穫が少し遅れることも。

さらに、このように手間暇かけて作られる高価なピスタチオは盗難のリスクもあり、収穫期には交代で見張りを立てて守っている農園もあるそうです。

ピスタチオペーストは、農園ごとに

収穫されたピスタチオは、すぐに加工工場へ。

殻をむき、粒のまま乾燥させたり、潰してペースト状にしたり。
それぞれの農園が、自分たちのピスタチオでペーストを作っています。

私たちMAX  PISTACHIOでも、この訪問をきっかけにシチリアからの直接仕入れをスタートしました。

現地で見て、話して、味わって、「ここだ!」と思えたピスタチオだけを、日本に届けています。

本当にいいものを、ちゃんと届けたい

MAX  PISTACHIOが届けたいのは、“ただの美味しさ”ではなく、“本当にいいピスタチオの美味しさ”。

そのために、どこで育てられ、どう加工され、どんな人たちの手で収穫されているのかを、自分たちの目で確かめたかったのです。

今回のシチリア訪問は、そんな想いから生まれたものでした。副市長との出会いや、生産者の方々との交流を通じて、この土地で育つピスタチオへの理解が深まりました。

食材に真剣に向き合う人々の姿勢に触れ、私たちもより一層「誠実に作る」ことの大切さを感じています。

そんな背景が、MAX PISTACHIOの素材へのこだわり、「おいしい!」の追求、ピスタチオペーストの濃さや、あと引く香ばしさに、しっかりと宿っています。

ピスタチオ好きなみなさん、ぜひ楽しんでくださいね〜🌰
🇮🇹✨チャオ!

一覧に移動